新型レヴォーグ STIスポーツEX試乗 間違いなく「買い」のステーションワゴンだが難点はデザイン
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:望月 浩彦 266
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:望月 浩彦 266
そして話題の「アイサイトX」だが、これもすこぶるよろしい。
これまでのアイサイトでは、高速道路上でACCを100km/hに設定し、前方車の都合により60km/hほどで走っている際に前方車両がいなくなると、途端にカーブに向かって100km/hまで加速を開始しようとする局面もあるため、一瞬アセることもあった(もちろんすぐにブレーキを踏めばいいだけなので、特に危険ではないのだが)。
だがアイサイトXでは、そんな場合でもカーブ曲率に合った速度までしっかり減速してくれるため、「おっと!」という一瞬が存在しないのだ。
またウインカーレバーを操作することで(高速道路上の一定条件下で)自動的にレーンチェンジを行ってくれる仕掛けも、十分実用に値する。
これを試す前は「正直、レーンチェンジは機械なんかよりオレ様のほうが上手いだろ!」と思っていたのだが、今ではその自信はない。微妙なところではあるが、おそらくは筆者よりも機械(スバルのテスターが育て上げた機械)のほうが上手な気がしている。
そして高速道路上での渋滞時に使用可能となる「ハンズフリー」は快適&安心のかたまり。車の自動運転にさほどの興味はない筆者だが、高速道路のうっとうしい渋滞はぜひともアイサイトXにすべてを丸投げしたいと熱望している。
シートの作りも前後とも優秀で、荷室容量も十分(フロアボード下のサブトランクもかなり広い)。要するに走りと使い勝手に関しては文句なしで、燃費も、テキトーな満タン法ではあるが、特にエコドライブを意識せずとも(今のところ)13km/Lぐらいは走っている。フルタイム4WDのターボ車としては「まずまず」と言えるはずだ。
以上、まるでスバルの回し者のような絶賛の嵐となってしまったが、本当のことなのだから仕方ない。購入者としてのひいき目も極力排除して本稿を書いたつもりだ。
唯一の難点を挙げるとしたら「デザイン」だろうか。内外装とも悪くないというか、なかなか素敵なデザインだとは思うが、類似クラスの欧州製ステーションワゴンと比べれば「エレガンス」が若干欠けていると指摘せざるを得ない。
だがそこが気にならないのであれば、あるいは許せるのであれば(筆者は許すことに決めた)、新型スバル レヴォーグSTIスポーツは間違いなく「買い」のステーションワゴンである。
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